8月9日・13日の2日間、先日111 Minna Galleryで個展を開催したばかりのTobias Toveraのスタジオを訪ねました。オークランドからBart(地下鉄)に乗り、ダウンタウンから自転車で25分ほどサンフランシスコ湾沿いを走ると見えてくる倉庫街に位置するPAI(The Performance Art Institute)、アーティストレジデンスがTobiasのスタジオです。地元球団SF.GIANTSのホームスタジアムが近く、この日は試合があるということでスタジアムへ向かうファンの熱気やホットドックの旨そうな匂いが誘います。次回個展の準備に追われ忙しい最中、あたたかい笑顔で迎えてくれました。溶剤と顔料の匂いがかすかに香る広いスタジオには手製カンバスの材料や作業中のアートワークが並べてあり、ショーを目前にした緊張感をぴりぴりと感じます。僕は、気にしないで作業を続けてくださいと伝…
Read MoreAndrew
共用になっている裏庭を挟んで向かいの家に住むアンドリュー(ルー)は 毎日夕方になると決まって何やらわめきながら掃除を始める。 「You know? おれがやってるような掃除の仕方をHalf Assedって言うんだ」 「一日中ハイになってりゃ、そりゃキッチリやるほうが無理ってもんだ」 いつもご機嫌なこのおっさんは、いったい何をして生活しているんだろうか。 「おれか?おれはあれさ、マッサージセラピストだ。1分1ドル。お手製のチラシもあるぞ。 ネイバーには、1時間20ドルでやってやってるけどな。御近所様価格ってやつだだだははっ」 下品な口調、そして耳障りなダミ声。ルーは続ける。 「そもそも金なんて、このアメリカにおいてそんなになくても生きていけるのさ。 何だって近所の奴らが家の前に持ってけって置いてくれるだろう? You see? リッチな車も家も必要ねぇだろ? ちょっと待て、ここにこうして朝顔…
Read Morescenes went by : Santa fe, Oakland
Sat around a fire, Feel warm with neighbors.
Ali and Joe took us to a house in Novato.
scenes went by : Friendly market, Oakland
“Life Forms” Tobias Tovera & Abbey Glass at 111 Minna Gallery
8月2日、サンフランシスコのダウンタウンにある111Mina Galleryにて開催されたオープニング”Life Forms”。アーティストTobias Tovera(トバイアス・トヴェラ)に接触を試みるために参加してみることにしました。111 Minna GalleryはRed Door Coffeeの奥に併設されていて、天井の高い広く抜けたカフェスペースではアルコールやコーヒー片手にカジュアルな雰囲気でショーが始まるまで多くの人で賑わいを見せていました。ちなみにRed Door Coffeeで使われているコーヒー豆は、サンフランシスコで一番人気のコーヒーロースター、FOUR BARREL COFFEEから仕入れているそうです。カプチーノが絶品。オークランドの近隣にはあまり目にしないお洒落なシティボーイ達が仕事帰りにふらりと立ち寄る、そんな日常的な雰囲気がアートのある生活を身近に感じさせ…
Read MoreStart living in Oakland.
2013年7月28日に日本を離れた僕らは、日付変更線をまたいで長い長い1日を過ごし、カルフォルニア州サンフランシスコから東へ13km、オークランドに辿り着きました。Air BnBというWebサービスでハムスターの巣のようなシェアハウスの小さな空き部屋を見つけ、サンタフェという地域で生活を始めました。カルフォルニア、西海岸と言えば照りつける太陽や暖かい気候を思い浮かべていたわけですが、8月を目前にしてダウンを着込まないと耐えられないほどの冷たい風、どんよりと低く降りた雲…。おまけに、ここオークランドは全米でもとりわけ犯罪の多い街ということを着いてから知りました。黒人が多く住み、重低音を鳴らしながら車高の高い車が走り抜けています。僕らが住む家にはエクアドル出身のパティ、ホストのアリとジョーイのカップルが同居し、クラブやパーティ、友達の家に連れていってくれたりとかなり良くしてくれています。中庭を…
Read MoreStudio Journal knock goes to Tokyo – Sapporo.
創刊して間もない5月中旬、Studio Journal knockをリュックに入るだけ詰め込み わずかな繋がりを頼りに、東京・札幌へ約60店舗ほどの書店・小売店さまを訪ねて歩きました。 快くお取り扱い頂いたお店、様子を見てみようとチャンスを頂いたお店、残念ながらお取り扱い頂けなかったお店。 大切な時間を削って、お話を聞いていただいたすべての方々が今の僕にとってかけがえのない存在です。 訪ねて歩いたのは、本を大切に選んで大切に売る素敵なお店ばかり。 ひょっこり、お近くのお取り扱い店舗で見つけてもらえると嬉しいです。 I Walked around Tokyo and Sapporo with Fresh magazine “Studio Journal knock” in rucksack on my back to visit finding a retailer …
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