• Magazine
  • FEATURE
  • STORES
  • ABOUT
  • NEWS
Studio Journal knock

PHOTO EXHIBITION “mindscapes”

mindscapes_visual-01


EXHIBITION

ギャルリ・キソウ企画展 西山勲 写真展「 mindscapes 」開催
世界と私。
バラバラに切り離されたその情景の中に
切り離すことのできない感情の痕跡を見る。
・
世界のアーティストを訪ねるインディペンデントマガジン Studio Journal knockの編集者であり、写真家の西山勲による写真展を開催致します。
今展示では、Studio Journal knockの誌面に掲載される写真とは異なるセレクトで展開。
およそ2年におよぶ取材旅の道程で撮影した膨大な数のネガ。
その反転した記憶の世界から掘り起こした叙情敵な風景を、美しい手焼プリントで展示いたします。

 

Statement

美しい景色を目にし、 忘れられない出会いや別れを繰り返したとしても
背中には背負った重い荷物とは別物のどっしりとした侘しさがいつも覆っている。
旅が長引くにつれ、心の奥にどこか
世界から切り離されたような不安な感覚が棲みつくようになってしまった。

だけど、そんな慢性的な気の落ち込みの中で異国を歩くということは、
あらゆる可能性に期待し浮かれた気分でいた旅の初期より、
表現者としてずいぶんマシな状態だと思える。

ザグレブ郊外の薄暗いアパートとモスクワの雑居ビルの隙間で一服する証券マン。
チャオプラヤ川支流に佇む青年とボスニア市街地を走る路面電車。
なぜシャッターを押したのかすら思い出せない、一見無意味に思える場所や、
わずかな時間のズレで、出会うことのなかったはずの人々。

こうした特定の文脈から切り離され、
浮遊するイメージの中にこそ行くべきであった場所、
見るべきであった風景が写っている。


開催日
2016.05.03(tue) – 05.22(sun)
open : 12:00 – 20:00
水曜休廊
※ 5/2(月)は休廊、5/4(水)は祝日のため営業となります。

開催場所
GALERIE KISOU(ギャルリ・キソウ)

作家
西山 勲
※ 5/7(土)にギャラリートークを予定しております。
参加者募集等詳細につきましては、近日中にご案内致します。
展示の詳細、作家の紹介はこちらをご覧ください
http://acru.jp/blog/information/39611

Studio Journal Knock

  • Journal      News      About

Copyright 2018 Sunnyside Press