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Read MoreAKIRA UCHIDA
音楽家でありながら、ピアノ調律師としても活動する内田輝さんをご存知でしょうか。内田さんの演奏や音源を聴いたことのない方でも、例えばharuka nakamuraさんの楽曲や各地で開催される演奏会などで、あるいは映像音楽として、彼の奏でる美しい音の響きを耳にした方は意外と多いかもしれない。彼は今、名古屋の工房で楽器製作家の安達正浩氏のもと、14世紀に考案されたクラヴィコードという鍵盤楽器の製作を行っている。「今、京都の清水寺の舞台板を使って楽器を作っているので見にきませんか。」今年6月のはじめ、そんな内田さんから連絡をもらった。彼に初めてお会いしたのは6年前、篠山で開催された音楽会以来だったから突然の便りに驚いたといえばそうなのだけど、それより京都清水寺の舞台板で中世の西洋楽器を作っているという、その厳かな言葉の連なりに激しく好奇心を揺さぶられた。 このコロナ渦において長らく鳴りを潜めてい…
Read MoreSETOUCHI ART BOOK FAIR 2019
香川県高松市・玉藻公園 披雲閣で開催される「SETOUCHI ART BOOK FAIR 2019」に参加いたします! 初日10月25日(金)14時〜17時は、写真家の濱田英明さんと共にトークイベントに登壇いたします。(先着50名だそうです) Knock会場の〈81.桐の間〉では、雑誌Lukethと写真プリントを展示してお待ちしてます。 日本国内およびアジアから魅力的なアーティストや出版社が集まるブックフェア。僕も今から楽しみです!瀬戸内方面へお越しの方はぜひ遊びに来てください。 SETOUCHI ART BOOK FAIR 2019 場所:玉藻公園 披雲閣 日程:10月25日(金)・26日(土)・27日(日) https://setouchiartbookfair.com
Read MoreEphemeral Paradise at OWL
〈写真展開催のお知らせ〉 世界各地の芸術家たちのアトリエを訪ね、その日常をドキュメントする写真家・西山勲による出版プロジェクト『スタジオ・ジャーナル・ノック』。第7作目となる新刊〈エフェメラル・パラダイス〉刊行を記念して写真展を開催します。モロッコ、チュニジア、エジプトで出会った表現者たちの素顔を捉えたポートレート、初夏の北アフリカの鮮やかなランドスケープ写真を展示します。 期間:2019年10月18日(金)〜11月4日(月・振替休日)11:00-19:00 会場:OWL(鹿児島県鹿児島市東千石町14-16 1-2F) Instagram:@owl_info ●レセプション・パーティ(作家在廊) 11/3 (日・祝)・4 (月・振替休日) 11:00-19:00 〈参加無料〉 写真家・西山勲が在廊いたします。 北アフリカをイメージしたオリジナルドリンクをご用意してお待ちしております。 ●ス…
Read MoreHicham Benohoud
アーティストとしてのキャリアをスタートさせる契機となったモノクロームの写真シリーズ作“The Classroom”は、ヒシャム・ベノフードが美術教員として勤務していた後期 4 年間に渡って制作されました。教室という密室をまるで劇場のような非現実的な空間と捉え、教師と生徒という関係を舞台監督と俳優に置き換えました。授業の合間のわずかな時間を使って行われたというこの密かな舞台劇では、不安定で窮屈な独特の違和感を感じさせる状況が意図的かつ綿密に演出されているように思えます。インタビューを終えたあとの僕自身の見解ですが、制作にあたっていた当時の混沌としたモロッコ社会で作家本人が抱えていた閉塞感や、アンフェアな政治への怒りと将来への不安といったどちらかというと負の感情がこの作品の構図やディテールの端々に投影されているなぁと感じました。結果的にこの作品がパリのGalerie VUで発表され、作家として…
Read MoreEphemeral Paradise at book obscura
〈写真展開催のお知らせ〉 8月15日(月)より、東京・吉祥寺にある書店〈book obscura〉にて「Studio Journal Knock」7冊目となる最新号「Ephemeral Paradise(エフェメラル・パラダイス)」の発売に合わせた、リリース・エキシビションを開催します。 8月18日(日)にはオープニングレセプションを開催いたしますので、皆さまお誘い合わせのうえ是非ご来店下さいませ。 *一般発売に先がけbook obscura店頭に新刊が並びます。一足早く最新号を手にとっていただる機会です。 /////開催概要///// タイトル:Studio Journal Knock 7 “Ephemeral Paradise” 期間:2019年8月15日(木)~9月9日(月) 12:00-20:00 ※火曜・水曜日は定休日 bookobscura “Ephemeral …
Read MoreElsa Guillaume
It always seemed to me, looking closely at the work of Elsa Guillaume, that it would have resulted from the unlikely meeting, in the back room of an East End tavern, between the Irishman Jonathan Swift and the Englishman Lewis Carroll, as she observes everyone with the eyes of Gulliver and Alice. Although, one-time-one-one-love figure, identity card, naturalism, biology and explorations of unpubli…
Read MoreEphemeral Paradise
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Read MoreMaarit Hohteri
〈Notes〉Short walk with Maarit Hohteri in Helsinki, Finland 2017年10月22日日曜日の午後2時半。僕は妻と一緒にヘルシンキ西側のトーロまで路面電車に乗って写真家のマーリット・ホフテリの自宅アパートメントへ向かいました。彼女の作品「Between Us」にも度々被写体として登場する旦那さんのヴラダ、そして可愛いふたりの子どもたち、愛犬に囲まれた生活の空間。ヴラダは確かイタリア系の出自で、そのせいかジョークを交えた巧みな会話で終始家族のみんなを笑わせてた。頼んだお茶も話に夢中になって出てきたのはインタビューも後半に差し掛かった頃だっけ(笑)。室内でいくらか撮影させてもらったけど、せっかくなのでとホフテリと妻とワンちゃんとで近くの湖まで散歩しながら、写真について、被写体となる親密な人たちとの関係について、これからの人生に…
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