8月12日(水)から30(日)まで、仙台のstock books & coffeeさんにて写真展を開催させていただきます。今秋発売を予定しているEUROPE号で登場する女性アーティストを中心に、手焼きプリントを20点ほどを展示いたします。スタジオや自宅で思い思いに過ごすアーティストたちの日常を、彼女たちの作品とともにご覧いただけます。また最終日の8月30日(日)には、創刊に関わらせていただいたビジュアルトラベル誌LUKETH発行人のNORITOさんとともにトークイベントも開催します。“僕らが選んだ旅と写真という生き方”と題して、二誌に共通する旅と写真をキーワードにお話をさせていただき、それぞれの出版までの経緯やプロセスを紐解きながら、自分らしい生き方とその最初の一歩の踏み出し方について意見を交わしたいと思います。 ●写真展: “In Her Studio.” 8月12日(水)-8月…
Read More世界あちこち面白い人に会ってきたよ!トークイベント@albus
7月10日(金)19:00〜 福岡アルバスにて「世界あちこち 面白い人に会ってきたよ!」と題し帰国報告トークイベントを開催させていただきます。お近くの方はぜひお気軽にご参加ください。世界のあちこちで活動する興味深いアーティストたちとの出会いは”自由でいること”がどんなに素晴らしく、そして当たり前のことであるかを教えてくれる。仕事を辞めて奥さんとふたり、そんな彼らの日常を追っておよそ30数カ国の国々を旅しました。マイナス20℃の氷上、標高3,000mのアルプス山麓、地中海の海の中…。取材の裏側、旅先での本づくりなどなど…。2年間の編集旅行についてお話しさせていただきます。 ●ご参加はこちらへ: https://www.facebook.com/events/1653069141593509/
Read MoreLots of Styled Headings for Structure
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Read More桜坂山荘トークイベント開催@F-d
早いもので、帰国してもうすぐ2ヶ月が経とうとしています。4月18日イタリアはミラノから福岡へ降り立ってからというもの、お世話になった方々や近い友人・知人と会ったり、新たに契約したアパートへ荷物を運び入れたり、東京へ書店様挨拶などをしていました。その間に二度風邪をひいたり、ジョギングや水泳をして知らずに増えた体重を落としたりと体調も色々と不安定でしたがようやく2年ぶりの日本での生活も落ち着きを取り戻しつつあります。そんななか、先日僕の写真の師である石川博巳さんが運営するF-d(エフディ)にて開催されたトークイベントに桜坂山荘の第一回ゲストとして呼んでいただき、お話しをさせていただきました。参加者は、石川さんが運営するデザイン塾、そして福岡・警固にある写真ギャラリー・アルバスと共同で開催される写真講座の生徒さんたちおよそ30名。デザインや写真に興味のある方々ばかりなので、トークの内容もできるだ…
Read MoreStudio Visit: Cintia Cris
僕らはタクシーをチャーターし、歌声をたどるように ラウロ・ジ・フレイタス市アレイア・ブランカ地区という郊外までやってきた。 サルヴァドール市街地から幹線道路を東へ15キロほど走った所にある小さな村だ。 いかにも南米らしい鮮やかな鳥たちが歌うペットショップの前で待っていると 二人乗りのスクーターが突然現れて目の前に止まった。 「ムイート・プラゼール、アミーゴス!」 瑞々しい果実のようなキスで僕らを迎えてくれた美しい女性こそが 宿のテラスで聴いた歌声の持ち主、シンチア・クリスだった。 シンチアにとって初めての舞台となったのは、サルヴァドール・イタプアにある公立学校のステージだった。8歳の時のこと。「父が真剣な表情でお前には才能がある、と何度も何度も褒めてくれたのを覚えてる」。それ以来、シンチアの家にはキーボード、打楽器やバイオリンなど様々な楽器が増えていった。「特に嬉しかったのがマイクとギター…
Read MoreStudio Visit: Jorginho do Pandeiro
リオ・デ・ジャネイロ南部、ポン・ジ・アスーカルの麓に ブラジル最古のポピュラー音楽、ショーロ専門の音楽学校がある。 週に一度、土曜日に開講される「エスコーラ・デ・ムジカ」には 老若男女様々な人が集まり、真剣な面持ちで楽器と向き合っている。 僕はバスに乗り、ブラジルの伝統音楽が脈々と受け継がれる 早朝のリオ州立大学へ向かった。 1964年の結成からショーロ黄金時代を駆け抜け、今もなお活動を続けるエポカ・ヂ・オウロという名門楽団がある。その中心で指揮者のごとくパンデイロを叩くのが、生きる伝説と呼ばれるジョルジーニョ・ド・パンデイロだ。その息子セルシーニョ・シルバ、そして孫のエドゥアルド・ネヴィスは親子孫三代で教壇に立ち、ミュージシャン達の熱心な眼差しと向き合っている。 Located at the base of Pão de Açúcar in southern Rio de Janeiro…
Read MoreStudio Visit: Tercio Ribeiro
リオ・デ・ジャネイロ中心地にある小高い丘サンタテレーザで カヴァキーニョ(ブラジルの弦楽器)工房を営むテルシオ・ヒベイロ。 6年前、国立病院に勤務する医師から転向し、ルチエ(楽器職人)として新たな人生を歩み始めた。 テルシオの作る美しいカヴァキーニョの音色は瞬く間にリオのミュージシャンから支持を集めた。 現在はリオ随一の人気ルチエとして活動する傍ら、 再び医師としてパラチーという貧しい町へ週に3回の訪問診療を行っている。 訪問診療のために通う町パラチーは、ふたりがハネムーンで滞在した思い出の場所。 医療の行き届かない貧しい地域に住む子供たちと話をするうちに、 彼らの声を集めたドキュメンタリーフィルムを制作することを計画するようになったというテルシオ。 新たな分野へ挑戦することに恐れはないのだろうか? 彼は、僕の問いにこう答えた。 「医師として、ルチエとして、世の中を少しでも良くするチャンス…
Read MoreStudio Visit: Ernesto Oliva Rodríguez
1924年に結成、90年の歴史を持つ老舗ソンバンド「セプテート・ティピコ・デ・ソネス」。 ハバナ市街地の目抜き通りを歩けば、強烈に郷愁を誘う彼らの演奏が聴こえてくる。 甘く気怠いトランペット、軽快なマラカスとボンゴが客の体を揺すり、 高音のソロがファニカとチャンチャンのお遊びをもの悲しげに歌い上げる。 バンドのオリジナル曲よりも知名度の高い名曲の演奏を終えた男はゆっくりと椅子に腰掛け言った。 「9歳の頃から色んな人の歌を歌っているからね。どの曲も自分たちの曲に思えるよ」。 今年で92歳になるエルネストは、休憩中にも関わらず彼らのオリジナル曲を少しだけ弾いてくれた。 「ブエナ・ムジカ!」良い曲ですね。僕が言うと首を横に振った。 「まだまだだよ。あと何十年かしたら良い曲になるだろうがね」と笑った。 Found in 1924, son band “Septeto Tipico de Sones…
Read MoreStudio Visit: Irina and Pavel
キューバン・サルサバンド「グルーポ・ノヴォ・アルテ」。 シンガー・バイオリニストのイリーナと、ギタリストのパヴェルが結成して間もないバンドだ。 ふたりは昼間学校で音楽教師として働き、夜はキューバ各地のレストランやバーで演奏している。 「学校では、楽器や歌、ダンスを教えてるんだ。6時に帰ってきてシャワー浴びてまた仕事(笑)」 偉いなぁ。毎日大変でしょう? 彼らのモチベーションの源を知りたくて尋ねてみた。 「将来はビッグバンドで演奏したいからね。場数を踏んで実力をつけておかないと」 彼らの演奏は素晴らしく、カラーコピーのジャケットがカバーになった手製のCDを彼らから買った。 いつかプロの奏者となり、イタリアやスペインを旅するのが夢だというふたりは 素晴らしい未来への予感で満ちた笑顔を残して、ステージへと戻っていった。 Cuban salsa band “Grupo Novo Alte” is …
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